春の途端

とりとめもなし、思考や事象や日常について

ブルーピリオド展の話

先日、ブルーピリオド展に行ってきた。

 

(ブルーピリオドは、主人公・八虎が絵という表現と出会い、絵だからこそ伝わる感情に歓喜を覚えたことをきっかけにして、藝大受験を目指す話。)

 

元々絵画を見ることが好きだったのだけれど、表現については全く知識がなく。だから、ブルーピリオドの主人公・八虎が悩み、苦しみ、答えのない道を歩いていく様はとても新鮮で、「絵で表す」というエネルギーにひたすら圧倒された。どのくらいかと言うと、影響されて水彩画セットをお迎えしたくらい!

 

展示は八虎の大学受験期だから、漫画で言えば5、6巻辺りまで(現在12巻刊)

ちょうど少し前にアニメでやっていたところに当たるので、アニメ派の人にもおすすめ。ただ展示を見るだけでなく、いろいろとからだで楽しめる工夫がされていて、とてもワクワク!

 

例えば、買い付けごっこ。これは原作でこちらのおさげの子・橋田くんが八虎に向けて提案する場面があり、展示では実際に青いシールをペタッとすることで買い付けごっこを体験できる!

橋田くんは絵を見ることが大好き。その知識も海のように深いもので、飄々とした人柄も含め、私は彼が好きです。

 

こんな感じ。サトゥルヌスが好きなので、ペタッとしてきた。

他にも勿論いくつか並んでいて、実際この後、それら絵画について橋田くんが解説をしてくれる。1枚の絵を読み解く作業、とても楽しいなと思った。もっと勉強して、色々と分かるようになりたい。

 

他にも、実際に漫画へ登場した絵・藝大一次の際に八虎以外が描いた自画像・若手アーティストさんの作品など、魅力が溢れてばかり。寺田倉庫G1ビルにて、9月27日まで開催中!