春の途端

とりとめもなし、思考や事象や日常について

書く

愛してると言えば愛していることになるかもしれない朝はあかるい

部屋から、かつて短歌作りに使っていたノートが出てきた。 と言ってもそこまで昔でもなくて、恐らく大学1、2年生頃だったと思う。短歌の作り方をよく分かっていないので、リズムとフィーリングでしこたま詠んでいた(とも言い難いくらいぽんぽんと発想してい…

イルニーシヤ

小説を書きました。 ずいぶん前にも、もっと少ない文字数で(言葉にできた一場面を)載せたことが一度あるんですが、今回は思いきって長めに。ブログ形式って長文が読みづらいと思うので、もし気が向いたら眺めていって貰えると嬉しいです。 文章を書き切る…

物語の破片

突然になるのだけれども、どこかへ応募しようとして結局やめた文章を少し、留めておきたいと思う。すべては長いので一部分だけ、設定が気に入っている。 ”私の家の女性は、代々手足の爪が赤い。決まって血筋の女のみであり、母も祖母も、話に聞くだけだが、…