春の途端

とりとめもなし、思考や事象や日常について

2023-01-01から1年間の記事一覧

今夏雑記(ひと月ほど置いていたもの)

夏は過ぎると、途端にあっけないものだったな、という気がしてくる。 (暑い盛りの間はあれほど参っていたのに。これでいて来年もきっとしんどい暑さにあえぐのだろうな) 今年の夏は、去年一昨年と比べるとわりと動いた方でした。 ひとりだと面倒でなかなか…

気ままに、本のお話

自分の記事のカテゴリー分けを見ていて、「読書」が思っていたよりずっと少なく驚いた。 それほど量を読める人間じゃないけれど、にしても分かりやすく言語化するのを怠けている。 ので、今日は最近読んだ、読んでいる本のお話。 ●菊千代抄(山本周五郎) 青…

先日、好意を告げられた。 人生で初めてのことであったし、嬉しくあったと思う。 実際、私は彼のとても話の合うところ、調子を好ましく感じていたのだし。 けれど、それが恋愛という土壌におけるものであるのか、よく分からない。 ピンと来ていないのだと思…

人と話すこと、微笑うこと、隣を歩くこと

人と最近、いちばん近い。私の人生の中で間違いなく。と言っても、相手が私のもとへ来てくれるのであって、私は殆ど何もしないのだけれど。 大雨になるのを全く知らなかった。多分、TVのニュースを見ていなかったのだと思う。ネットは見ていたので教えてくれ…

性に遠いところで人を好きになりたい

あのね、 これは末だ自分の中でも上手くまとまらない話になる。心が先に来て、言葉ができていない感じ。けれどどこかに発散させたくて、私のブログという場に救いを求めている。 だからあくまで、これは私の心で、何も意味しない。矛盾蔓延る巣窟なだけ。 *…

五月十四日

こんにちは。 久しくブログを書いていなかったので、前回の記事が今日できっかり100日前のものになります。綺麗な数字だ。 ここを離れていた間、春のうちに生活がずいぶん変わり、今もまた、仕事終わりの電車の途中であったり。(新しい経験ばかりです)自分…

本を買う

本を買う。小川洋子『最果てアーケード』と木下龍也『オールアラウンドユー』。 元々別の用事で出てきた都会で、ちょっと時間潰しに、といった風で入った本屋だったから、思わぬ収穫が愛おしい。特に後者の『オールアラウンドユー』、表の布地が1冊ずつ色違…

ピカソとその時代 展

(国立西洋美術館で 1月22日まで) に、行ってきた。 個人的に大満足の展覧会! ピカソだ〜いすきというのも勿論だが、キュビスムといえば彼と一緒に名の挙がるブラック、ピカソとはライバルとしてしばしば言及されるマティスや、パウル・クレーにジャコメッ…

一月十三日

心が衛生上、宜しくない日が続いている。何というか厭世的で、何かにつけ自分を責める。数日前には友人(知己なので随分と気楽に)を飲みに誘えるほど元気だったのに。と思っていたら、今日その友人から返事があって、気分が沈んでいるから少ししたら計画を…

一月十一日

何だか自分の言葉が軽い気がして、いつももどかしく、苛立たしい。こうして起こすうちはまだましで、喋るのはもっと自信がない。声に乗せる時に、私の言葉は、空気が抜けてすっからかんになっているのかもしれない。と思うけれど、一方で殆ど潔癖であるはず…