春の途端

とりとめもなし、思考や事象や日常について

五月十四日

こんにちは。

久しくブログを書いていなかったので、前回の記事が今日できっかり100日前のものになります。綺麗な数字だ。

ここを離れていた間、春のうちに生活がずいぶん変わり、今もまた、仕事終わりの電車の途中であったり。(新しい経験ばかりです)自分に自信がない人間なので何をやるにもへっぽこだけれども、ヒイヒイしながらも何とか楽しめています。兎に角、周りの人のよさに助けられている。

 

新生活の始めは余裕がなかったけれど、最近はだんだん本も読めるようになってきて、いい調子。今は小川洋子『博士の本棚』を中心に、凪良ゆう『流浪の月』、檀一雄『小説 太宰治』、有島武郎泉鏡花をかじったり。いつから併読癖がついたか分からないのだけれど、例えばお弁当を食べる時も全部のブロックを均等につつくので、本も同じだろう。

実際に社会に出てみると、私って思っていた以上に箱入りだな、と思う。無知で、まっさら。そもこれまで自身を箱入りだと、思ったことすらなかった。

これから少しずつ、年輪の美しい人間になれたらいいのだけれど。一先ずはこの目の前の5月を生きようと考えている。

 

P.S.めっきり美術館に行けることが少なくなったので、滅入っている。いつも何事も過ぎてから分かるのだけれど、過去は大層自由だった。