春の途端

とりとめもなし、思考や事象や日常について

髪を切った

髪を切った。久々に肩より上の長さになって新鮮。かつてのインナーカラーの跡が、まだちょっと毛先に残っているのがかわいい。 私はやや癖っ毛のようなので、湿気があると膨らむし、直してもすぐに寝癖が戻ってくるし、面倒臭がりな性格も含めると(手入れを…

春に咲く木

職場の近くに、春に咲く木がある。 ちょうど去年の今頃に出会って、そのときが彼にとって春の盛りだったのだと思う。たった一度見ただけで、今までずっと心の中にあった。葉になっても枝になっても、春の頃のその姿を忘れなかったのだから、相当な気がしても…

結局、規定に合うように間に合わせるつもりだった作品は、原稿用紙に直した時ゆうに枚数が足りないことが分かって、断念した。昨日までの小説賞だった。(昨日が締切の賞って多いのね。春だからかな) 代わりに、書き終えればちょうど中短編サイズに仕上がり…

空を踏んでいる感覚で書いてしまった

ここ数日まったく筆が乗らなかったのが、昨日今日で急にするすると言葉が出てくる。応募しようと思っていた小説賞に間に合わないと諦めていたけれど、もしかしていける……? (それにしても、字数まだまだですが。) 書き始め、シーンの切り出し方に迷って「…

今はまだ空想の中のモレスキン

今週のお題「練習していること」 水彩画を始めようと、実際に画材を集めてから1年と少しが経ちました。 最近はすっかりご無沙汰でスケッチブックの表紙すら開けていない。 ただ、好き自由に何かを描くことは好きなので、例えば手帳の端であるとか、iPadのお…

計測不能か、気遣われたかの二択

Spotifyで占いをおすすめされたのでやってみた。 どうやら質問を選んで投げかけると、ぴったりな曲を選んでくれるらしい? open.spotify.com ということは、つまりはどういうことなんだろう。 (もういっかいやれってこと?) * Spotify を1か月ほど前から…

愛してると言えば愛していることになるかもしれない朝はあかるい

部屋から、かつて短歌作りに使っていたノートが出てきた。 と言ってもそこまで昔でもなくて、恐らく大学1、2年生頃だったと思う。短歌の作り方をよく分かっていないので、リズムとフィーリングでしこたま詠んでいた(とも言い難いくらいぽんぽんと発想してい…

遠いところ

知らない町へ行ってきた。 今まで遠いところだと思っていた土地で、今日降り立っていなければきっと今後も行かないはずだったところ。私の生まれた町を中心とするのならば、そこは確かに端かもしれない。 吉田篤弘風に言うのなら、「世界の涯」? 初めてだっ…

なくなるものたち

地元のカフェ、恐らくつい2週間前にも寄ったのだけれども、今日来たらついにあらゆるパーテーションが消えていた。ひそかに感動する。そして、そのカフェで今これを書いている。 ちょっと落ち着かない。 もう4年にもなる間、ずっと境目が視認できる生活をし…

諸行無常

大好きなゲームが、サ終するんだって。 harunototan.hatenablog.com だいぶ前にお話したこともある、千銃士Rというゲームです。 メインストーリーは未完結(今後の完結は一応予定しているが、媒体などは未定)、オフライン版アプリの配信予定も現在のところ…

春は新しいことがしたい

3月に入ってしまった。春が来るのは早い。 まだ2月と地続きだから寒さはあるけれど、この時期になると何となく春の匂いを感じる瞬間が増えてくる。新しさを感じるというか。ノートの1ページ目というか。 春はいつも、私にとって新しい。他の人にとってもそう…

うるう日

うるう年だ! 4年に一度のこと、うるう年と言うけれど、この日のみを指してどう言うのか私には引き出しがなかった。普通に「うるう日」って言うんですね。4年ぶり。(それはそう) なので、この前の閏年にやり逃していたことをしてきました。 そう、不二周助…

ゴホ〜ビは多いほどいい

週のなか日は映画が安い。(トーホーシネマズウェンズデイです) レイトショーに行ってきた。仕事帰り! ちょうどテンションも「仕事イヤ〜!」としてくる頃だったので、ご機嫌をとる。 ちなみに観たのは、ハイキュー‼︎ です。しかも2回目。初めに観た後です…

それこそピカソやヘミングウェイみたい

日々、メモを常備するようにしている。 別に何か変わったメモではない。EDiTの方眼メモ帳。スマホよりひと回り小さいくらいなので、B7かな。 edit-marks.jp これのバンド部分にペンを下げて1セット。 初め、何か物語を書くときの構想だとか、ちょっと書いて…

準備運動としての

ちょっと前に、精神的に不安な日が多いので、何かケアの方法を考えなければな、と記してから、思案している。 わりと好きなこと・趣味が多い方だと思っていたのだけれど、いざというときにそれらが自分の中で癒しとして働くことってあまりないんだなと感じた…

あっちこっち 行ったり行ったり

先ほど前髪を切ってきた。 すぐに長くなるので、いつも思いきって切る。それくらいがちょうどよくなるので助かっているのだけれども、これがばっさり行き過ぎた日にはショックかもしれない。 今日も上手くいった(はず)。すべては明日、髪のセットをすると…

イルニーシヤ

小説を書きました。 ずいぶん前にも、もっと少ない文字数で(言葉にできた一場面を)載せたことが一度あるんですが、今回は思いきって長めに。ブログ形式って長文が読みづらいと思うので、もし気が向いたら眺めていって貰えると嬉しいです。 文章を書き切る…

0217雑記

仕事が昼間までで、何だかうきうきで帰ってきた。(休日出勤なんですよ) こういう日はカフェで何らかをするに限ると思って、今これを書いている。 合間に太宰の『ヴィヨンの妻』を高校生ぶりに読み直したりして、一緒にゲーム実況なんか聞いたりして、ずい…

ある閉ざされた雪の山荘で

bookclub.kodansha.co.jp を、読んだ。 今ちょうど映画が公開されている作品。私もまず映画を観てから、本を読んだ。絶対これの原作面白いだろうなと思って……。映画も健闘していた方だとは思うし、これまでに観てきた、原作が蔑ろにされた実写化と比べるまで…

雑記

先週、目まぐるしい量の仕事を終えて、急に静けさが戻ってきた。 それでもまだ後処理がいくつか残っているけれど、自分のペースでしていけるのでいい感じ。この前までは俊敏さにバフをしこたまかける(※暗示)必要があったので、だいぶ目が回っていた。 ので…

雑記

今年度も終わりに差しかかり、1年を振り返る機会を得たのだけれども。 いまいち成長できたかが分からず、不安になる。 何かと「(知識を・技術を)習得しなきゃ」という気持ちから焦りが働いて、結果として空回りしている気がする。 人に変に思われたら恐ろ…

フィルムカメラの話

上を向いたり、下を向いたり。 フィルムは写真がカンと冴えわたる雰囲気があってやはり好き。 愛機はOLYMPUS OZ 70 パノラマズーム。 初めはズーム機能のないフィルムカメラを探していたけれど、人気が跳ね上がるのか途端に高く…… 使っていると、自動でフィ…

雑記

フィルムで見た空久々に原っぱへ寝転んだ! 最近も、何とか元気です。 ここへ来るごと「久しぶり」と言えるくらいの期間を空けている。書くのは好きで、実際書くことによって癒される心もあるのだけれど、どうしてもそれに至るまでの体力が持たなくて手早い…

今夏雑記(ひと月ほど置いていたもの)

夏は過ぎると、途端にあっけないものだったな、という気がしてくる。 (暑い盛りの間はあれほど参っていたのに。これでいて来年もきっとしんどい暑さにあえぐのだろうな) 今年の夏は、去年一昨年と比べるとわりと動いた方でした。 ひとりだと面倒でなかなか…

気ままに、本のお話

自分の記事のカテゴリー分けを見ていて、「読書」が思っていたよりずっと少なく驚いた。 それほど量を読める人間じゃないけれど、にしても分かりやすく言語化するのを怠けている。 ので、今日は最近読んだ、読んでいる本のお話。 ●菊千代抄(山本周五郎) 青…

先日、好意を告げられた。 人生で初めてのことであったし、嬉しくあったと思う。 実際、私は彼のとても話の合うところ、調子を好ましく感じていたのだし。 けれど、それが恋愛という土壌におけるものであるのか、よく分からない。 ピンと来ていないのだと思…

人と話すこと、微笑うこと、隣を歩くこと

人と最近、いちばん近い。私の人生の中で間違いなく。と言っても、相手が私のもとへ来てくれるのであって、私は殆ど何もしないのだけれど。 大雨になるのを全く知らなかった。多分、TVのニュースを見ていなかったのだと思う。ネットは見ていたので教えてくれ…

性に遠いところで人を好きになりたい

あのね、 これは末だ自分の中でも上手くまとまらない話になる。心が先に来て、言葉ができていない感じ。けれどどこかに発散させたくて、私のブログという場に救いを求めている。 だからあくまで、これは私の心で、何も意味しない。矛盾蔓延る巣窟なだけ。 *…

五月十四日

こんにちは。 久しくブログを書いていなかったので、前回の記事が今日できっかり100日前のものになります。綺麗な数字だ。 ここを離れていた間、春のうちに生活がずいぶん変わり、今もまた、仕事終わりの電車の途中であったり。(新しい経験ばかりです)自分…

本を買う

本を買う。小川洋子『最果てアーケード』と木下龍也『オールアラウンドユー』。 元々別の用事で出てきた都会で、ちょっと時間潰しに、といった風で入った本屋だったから、思わぬ収穫が愛おしい。特に後者の『オールアラウンドユー』、表の布地が1冊ずつ色違…